aoex

□『声フェチ』
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「奥村くーん」

家から持ってきたエロ本を読みながら
志摩は燐に話しかける

「なんだよー俺今課題やってんだ」
兄に対し過保護気味な弟
雪男から出された課題だった

「俺より課題のが大事なんですかー」

「うん大事」

サラッと酷い事を言われ
傷つく反面少し頭にきたピンク頭
しかえしにと燐の耳元で

「おい、燐…」

「んなっ!?」

顔を赤くし耳を押さえる燐を見て
気をよくしたピンク頭は

「どしたん?そないに顔赤くして」

にやけながら燐の尖った耳を噛む

「ちょっ、やめろってマジで…っ」

「俺課題やんねえと…」

「やればいいやん」

耳を唇で挟んだりして遊びながら言う志摩
そんなこと言われても燐には出来るはずがなくて

「やめろ本当に…雪男帰ってくるからぁ」

といったそばから外に足音

「兄さーん!ちゃんと僕が渡した課題やっt「ガタン!ドタッ」」

「え、何今の音…兄さーん…?」

おそるおそるドアを空ける雪男

「おぉお!!雪男ぅ!遅かったなぁっ」

焦る燐…と雪男の足元に延びてるピンク頭の少年

「志摩…くん?」

困惑する雪男

「え何があったの兄さん」

「いやあ何でもねえ!!そそんなことよりそこのアホどっかやってくんね?」

雪男は燐に言われた通りにはせず延びてる志摩を燐のベッドに寝かせた

「何?兄さん喧嘩でもしたわけ?」

雪男が書類に目を通しながら言う

「…………っ」

「?兄さん?………なんでそんな顔赤「うっせえ!!!」」

雪男は意味も解らず
いきなり怒鳴った兄を放って置くことにした



「くっそ……あの声は反則だろ…っ」


燐は志摩の声が大好きです
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