ミルフィーユ

□6
2ページ/7ページ


「さっ佐助っ。もしかしなくてもっ。そこにいっ」

「うん、俺様の奥さん(予定)の里央」

『専業主婦になろうと思います』

「shitっっ。まさかライバルにシュークリームをっっっ」



どこかの片想いストーカーの眼帯と被るよ。

ってかこの人佐助の事好きなんだね。


ちょっと嫉妬しちゃう★←



「………………………佐助を返してよっ」

『へ』

「貴方さえいなければっ。私は佐助の婚約者でいられたのにっ」

『…………ごめんなさい』

「そう思うなら佐助と別れてっ」

『それは無理です。私、佐助のこと好きですもん』

「そんなの、どうせお金目当てでしょっ」

「…………」

『違います。お金なんて関係ありません。そんなの合ってもなくても佐助は佐助です』

「…………里央っっ。可愛いー」



私の言葉を聞いて私に飛び付いてきた佐助。



「っっ」

ダッ。



走り去って行った詩織さん。

よっぽど好きだったんですね。


でも私の方がもっと好きです←




「…………里央、さっきのだけどさ…………本当?」





次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ