ミルフィーユ
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「さっ佐助っ。もしかしなくてもっ。そこにいっ」
「うん、俺様の奥さん(予定)の里央」
『専業主婦になろうと思います』
「shitっっ。まさかライバルにシュークリームをっっっ」
どこかの片想いストーカーの眼帯と被るよ。
ってかこの人佐助の事好きなんだね。
ちょっと嫉妬しちゃう★←
「………………………佐助を返してよっ」
『へ』
「貴方さえいなければっ。私は佐助の婚約者でいられたのにっ」
『…………ごめんなさい』
「そう思うなら佐助と別れてっ」
『それは無理です。私、佐助のこと好きですもん』
「そんなの、どうせお金目当てでしょっ」
「…………」
『違います。お金なんて関係ありません。そんなの合ってもなくても佐助は佐助です』
「…………里央っっ。可愛いー」
私の言葉を聞いて私に飛び付いてきた佐助。
「っっ」
ダッ。
走り去って行った詩織さん。
よっぽど好きだったんですね。
でも私の方がもっと好きです←
「…………里央、さっきのだけどさ…………本当?」
、