蒼紅 DS小説
□ブルーフェニックス(後編)
1ページ/4ページ
筆頭よりお言葉があります。
はぁ…なんでこんなことになっちゃたんだ…ん?ちょ…もう本番かよ!バカ俺を撮るなあ!
筆頭しばしお着替えタイム
…悪ぃ取り乱した。
改めて…
Hey!レディ達!宴の中間投票ぶっちぎり1位の俺だよ、俺。皆投票Thank you!(●ゝω・)〜☆バチ!
おっと油断は禁物! インペリアルguard!投票締め切りまで俺全力で行くからな!do one's best!
…ってそんなことはどうでもいい!いや良くないが今の俺の状況を考えてくれ!
幸村との限られた時間の中で俺は愛しつくそうと思った。今俺の愛おしい場所は愛しい人によって愛されている。
…ここまではいい。
問題は…同じ部屋に大切な友人が二人いるとしているということだ。
申し訳ないが俺にとって幸村が大切なんだ。
お帰り願おう。そうしよう。そうしてくれ、頼む;;
筆頭がログアウトしました。では続きをどうぞ〜
「もうお前ら帰れよ!」
突然キレた政宗にも若干驚いた二人だったが、
「帰…はぁはぁ…ああ…れ…」
「なんだ〜?これからいい所なのに帰れはねぇだろ」
「まぁまぁ元親。突然の来訪だったからな。独眼竜悪いけどこれだけ見させてくれ。そうしたら大人しく帰るから」
「いいから今すぐ帰れっ…あはは…はぁ…」
なんとなく様子が変だな…と家康は気づき、
「どうした独眼竜?具合が悪いのか?息が荒いぞ」
「だ…大丈夫だよ…はぁはぁ…駄目だって…はぁ…」
「顔が赤いけど…熱でもあるんじゃないのか?」
「…ねえよ…ってか帰れ!」
最後の帰れが鬼気迫るものがあり、独眼竜は病気なのかな?と思い腰を上げた。元親に耳打ちした。
「なんだよ。一人で楽しむ気かよ〜」
ぶつさく言う元親を促して退散し始める。
「待て待て待てーーーwww」
二人はキョトンとして振り返ると
「なんだよ独眼竜 帰れと言ったり、待てと言ったりどっちなんだ?」
政宗は息も絶え絶えに 帰れ(苦悶で)待て(笑顔で)を繰り返した。
結局良く分からないから二人は残りのDVDを見ることにした。
事態は最悪になった。
おわた(´●д;`)