Dead Fox
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「おい、起きろ」
「ん?、・・・・・・ん〜」
ルキーノの声で目を覚ました
目を擦りながら窓の外を見ると、まだ暗かった
「・・・・・・今何時?」
「四時半」
ルキーノのその言葉に、カイン驚いた
「はぁ!?」
お前は農家のオッサンか!?
カインがそう考えたところで、ルキーノはカインに服を投げてきた
「5分で支度しろ」
「・・・・・・分かった」
あまり待たせてルキーノの機嫌を損なうのは得策ではないと判断し、すぐ準備にかかる
それを見たルキーノは部屋の外へ出て行った
行動の早いルキーノに愚痴を漏らしながら準備をする
昨日の内にある程度は準備していたお陰ですぐ終わっていた為、少しの時間で終わらせることが出来た
「準備出来たぜ?」
「少しオーバーしたが、まぁ良いだろう。行くぞ」
「はいよ」
ルキーノに連れられるまま、カインは部屋を出た
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