小説エゴイストA

□ごめんと言うより好きだと言って
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散らばった資料を集めながら会話が進んでいく。





「あの優しそうな雰囲気とか背の高さとかすごい素敵ですよね!
見かける度にときめいちゃって」 








「……………そうですか」






確かに背高いし性格も良いしときめいても不思議じゃない。







付き合ってる人……





「……先生?上條先生!?」





「…っ!あ、あぁ何です?」




「もし、今付き合ってる人がいなかったら今度声かけてもいいですかね?


私、ここには臨時職員として起用されていて
もうすぐ契約が終了してしまうから見かける事ができなくなるので…
近いうちに来られますか?」







「あー…どうでしょうね、最近連絡してないから」





「そうなんですか…
じゃあ次に見かけたらチャンスという事ですね!
もし来る日がわかったら教えて下さい。
では失礼します」
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