小説エゴイストA
□着信履歴の一番上
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唐突にあいつの声が聞きたくなる事がある。
今日という日を終えて眠りにつく時、
抱えていた仕事が落ち着いた時、
楽しそうに笑いあっている人たちを見かけた時、
そしてー
「いやぁ、上條くんがうちの大学に来てくれたらなぁ」
「ありがとうございます。でも、まだまだ勉強不足ですよ」
気を使うだけの飲み会の席。
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