空を見て

□第四話
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あれなんか騒がしいな・・・


隣を見ると宇野宮が騒いでいた



『うるせーぞ黙れや(黒笑)』


ったく朝のあたしの血圧いくつだと思ってんだ


あー頭痛ー



「は、はい すんません」


ってあ



『宇野宮起きたんだ』



「起きたんだってどうなってんのこれ!!ドコなのここオオオ!!」


うるせーなあーもう!!


『分かった分かった答えるから落ち着いて』

よし静かになった



『はい じゃー1つめの質問は車に引かれた後銀魂の世界にトリップしました
 ついでに体も大きくなりました
2つめの質問ここは、攘夷戦争時代の銀時 小太郎 晋助の家です
はい 分かったね』


「分かるかアア!!何死んじゃったの元の世界では死んじゃったのオオ!!」


顔が新八みたいになった


あーうるせー説明したのに騒ぎやがって


『死んじゃったんじゃね』



「なんでそんなに落ち着いてんだよ オメーもう家族に会えないんだぞ!!」


家族っか・・・

懐かしいねェ


『別に家族とかいいし それにあたしはポジティブ×10000ぐらいの女だから』


それに前の世界よりこっちの方があたしの居場所がありそうだし


しかも銀桂なのか銀高なのか見定めないとね!!


「神埼起きているか?」

小太郎は手に何か持ってるらしい


『起きてるよ 小太郎どうしたの?』


「いや 着替えをと思ってな 
あ、宇野宮殿おきたのか」



襖を開けながら小太郎が入ってきた



『うん今さっきね』


「初めまして桂小太郎と申す」


「沙羅宇野宮ッス」


なんか語尾がおかしいよ野球部みたい

「では宇野宮殿の着物も用意しなくてはな クフフ」



『小太郎 某漫画のナッポーキャラになってるよ しかも不気味』



「まあとりあえず神埼だけでも着替えてくれ」



渡されたのはなんか極道ウウ!!


ってツッコミたいような着物だった

紺地の着物に赤の花がちょっと刺繍されたやつ


でもなんとなく気に入った


でも一つ問題が


『ねえ小太郎あたし着れないんだけど』


だって着たの夏祭りぐらいだし


「じゃあ 銀さんが着付けてやるよ」

『あ、銀時いたの』


「泣いていい?」


泣きなよいい声でさァ



・・・やばい昨日の夜中に見た狂愛が残ってる
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