空を見て

□第二話
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(執筆なう)

「ん?沙羅入らねえのか?」


あたしはボッケーとお寺を見てたら銀時が振り返った



『あのさ これ夜に・・・・・・・・鐘がガーンとかならないよね?』

あ、今幽霊こわいって言い出すと思ったでしょ

あたし寝てるところ起こされるのがいやなんだ

「ククッ安心しな 鳴んねえよ」


晋助があの不気味笑いをした


鳴らないのね

よかった


「さあ 中に入ろうか沙羅」


小太郎があたしを招きいれた



中に入って思うのは・・汚なッ&臭ッ


分かる?ほら剣道部の部室の臭い


汗臭い野郎臭い


ファブ○ーズ撒きたい



『ねえ 銀時 掃除する人ってだれ?』


「決まってねえな そういえば」

嘘だろオイ!



「まず、沙羅が抱いている凛殿を寝かすか」

あ、そうだった


あまりの臭さに忘れかけてたよ


『了解  小太郎』



「じゃ俺は部屋で休んでるぜ」


興味ねーって感じでどっかへ行った


ツンデレやりそうなタイプだよね

『晋助後でね』



「では、家の案内をしながら布団のある部屋に行くか」


小太郎が何故か元気に言った


銀時も何故か付いてきていた

*******************



「こっちが厠でここが風呂でここが布団の置いてある部屋だ 
沙羅もここで寝てくれ」


間取りは目の前に庭が見える場所


『了解ー けっこー広いんだね』


150人ぐらいは住めそう


凛も寝かしたし後することは・・


『銀時と小太郎の部屋も教えてよ』


聞いておかないとね

「では俺の部屋から・・」

小太郎の部屋に向かおうとした


が、
「だまれズラ!! 俺の部屋から」


銀時が遮った


どっちでもいくね?


「いや俺の・・」


だから変わらないって


「いや俺・・」


おいいい加減にしろや


「いや・・」

自分の額に青筋が浮かぶのを感じた


『どっちでもいいから早くしろよ(黒笑)』



((こ 怖いよこの子オオ!!))




「そ、そうだなここから近い銀時の部屋からにしよう」


最初からそうしろや

「お、そ、そうだな」

 
ちょっと黒いオーラ出しただけなのにな

そんなに怯えちゃってまったく



銀時の部屋は、ジャンプだらけで絶対エロ本隠してそうだった



小太郎の部屋は結構整っていた


流石真面目っ子


あたしが部屋を観察していたら話かけられた


「何故沙羅はメガネをかけているのだ?
目悪いのか?」



『いやー別に目が悪いわけじゃ無いんだけどさ』



自分の居た世界だと鬱陶しい奴が多くてね


一線引いた感じかな


威嚇みたいな


「じゃあ何でかけてんだ?」


『気分だよん
まあ外してもいいか』


別に教えなくていいからねあたしの事情なんて


あたしはメガネを外した


「そっちの方がお前らしい感じがするぜ」


『そう?』


笑って見せた


「「黒さが半減される」」


『おいそりゃァどういう事だ?俺のどこが黒いんだ?』


腹とか言ったらどうなるのでしょうか?


クフッ


「「髪の毛です」」


『だよねー』


あたしはソフトな女の子だからね
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