BOOK

□愛鳥愛好家
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湯気が立ち込める広いバスルーム。
綺麗な白い床に寝そべる愛しい恋人を見て、口元が緩んだ。

「お願いっダイキ…、」

何処で覚えて来たのか疑う程、厭らしく腰をくねらせてねだってくる。

はやく、はやく。

何て急かされて、棚の上のボトルを掴んだ。

「本当、お前には困ったもんだねぇ。ローションも意外に高いんだぜ…?」

この間の日曜日に買ったばかりのローションが、もう既に3/4減ってるって言うのはどういう事なのかねぇ…。

本当に中学生なのかと言う事を疑ってしまう。

手の平に出したローションを身体に塗ってやると、うっとりと酔いしれる様な顔で喜ぶ山野バン。
思わずエロいな…何て魅入ってしまう自分もどうかしていると思う。

「おれローションすき!」

ツッコミを入れたくなる程の台詞にこっちが恥ずかしくなる。
セックスを教えたのは確かに自分だけれども…こんな事まで教えた記憶はない。
でもどうしてかこうして身体を重ねる際はいつもローションをねだる愛しい恋人。
俺の精液だけじゃあ足りないって事か…?残念だね。

「…ね、さわって。ダイキ」

ぬるっとした身体で擦り寄ってくるバンにキスをして、イイねぇと一言。
彼の小さなペニスに触れてシュッと擦り上げると涙で目を潤ませた。

「ぁっん!…だいき、きもちぃ…っ。」

どんな時でも俺の名前を呼ぶバンに心が何というか熱くなる。そこがこいつの魅力って言う所、かな………。

「だいきぃっ、…んっ…!」

滑らかな白い肌の上を片手ですっと触り上げて、突起部分に触れる。
でも、やっぱりヤメた…。

「自分でヤってみせろよ」

硬くなった乳首をぴんっと弾いて煽る。ひゃっ…と可愛らしい鳴き声がして、見ると少しだけ首を震わせた。

「…やだっ。」

何でだよ…?
初めて否定された。
こいつと付き合ってから嫌だ何て1回も言われた事何てなかったのに。…驚く程いつも素直で従順。ひょこひょこ後からついて来る姿が何とも心をくすぐる…って話がそれた。
戸惑っているうちに、先に口を開いたのはバンだった。

「おれっ、だいきにシて貰う方が好きなんだ…っ、はずかしいけど…だいきにさわって貰うの…っ……す、き。」

どんどん語尾が小さくなって、湯気が出るんじゃないかって位顔を赤らめる恋人に…どうしようもなく心を掻き乱される。


“一体何処でそんな殺し文句を覚えたんだろうねぇ…。”

悔しくなって、照れ隠しにキスを贈った。ぬるりと侵入して歯茎をなぞると、くすぐったそうに反応してくる。その後甘いカクテルキスをして息をきらす恋人が何とも可愛らしくて…。

「だぃきい…っ…はぁ、は」

気持ち良さに酔った様なとろんとした瞳で見上げられて、どうやって衝動を押さえるか苦しんだ。冷静で卑劣な性格も、こいつの前だとどうも狂ってしまう。魔法みたいだ、何て柄にもなく思ってしまい笑みを零した。

「来いよ…、俺に可愛がってもらいたいんだろ?」

そう許しの言葉を告げると、ふにゃりと笑ってすぐに俺の腕の中に入って来た。
あぁ、馬鹿らしい。誰にも渡したくない何て思ってしまった。

相変わらずのローションの滑り。ぬるっと俺の胸板に乳首を滑らせて感じてるバンに…本当淫乱な奴。何て思いながらにやにや頬が緩んでくる。

「オイ、何勝手に感じてる訳?」

「だってっ、…っ」

もじもじしながら言い訳を考える恋人がいじらしく思えて、腰浮いてるよ?何てわざと言ってみたりする。

「だって、…何?」

そう言いながら、桃色の綺麗な乳首であそんで焦らす。そんな事でも身体に力を入れて必死に我慢しようとしてる姿にそそり立つ様に興奮させられる。

「だって、うれしぃんだもんっ」

あー、クソ。
今日は何?どうしちゃった訳?
そういうテクが上がるお守りとかパワーストーンとか買ったの?なんなの?そんなに俺を煽って何がしたいの?

「はっ…何それ。」

「…ぁっ、んん…。」

もう既に待ちきれない期待でとろとろになってるバンのペニス。お腹に付く位元気いっぱいに勃ってる。

「…、はやくっ」

「急かすなよ…」

触ってと、腰をくねらせる様は相変わらず女よりも厭らしい。
ご希望通りにペニスに触れて愛でてやる。まだ剥けてない皮をぷにぷに触って楽しんで、こんなに幼いのにねぇとしみじみ思う。まだ毛すら生えていない。
だけれども、きちんと主張してくる様は何とも言えないギャップがある。

「んっ…んん」

口淋しそうにするバンに、下を触りながらキスをして淋しがらない様に構ってやる。
今日はたっぷり愛してやろうじゃないの。何て勝手な事を胸に極力優しくしてやろうと配慮する。


幼いペニスを覆う皮を少しだけ剥くと、痛いのかバンが眉を寄せた。ごめんと今度は謝罪のキスをおでこに贈り、優しく触って愛撫する。

「ああっ…きもちっ…い」

素直に感情を口にするバン。
気持ちが良ければそれで良いと安心する。人差し指で軽く刺激を与えて、反応を楽しんだ。
面白い程に腰をのけ反らせるバンに、夢中になって快楽を与えてやる。

「…ンッ…ぁあっふ…アッアっ…っ」

赤くなってきたペニスの先端を見て、カリッと爪で刺激をするとすぐに白濁を吐き出した。

「きゃっう…アアっあ!」

小動物見たいな声を出して快楽に酔いしれるバン。
それを引き戻すかの様にまたペニスに触れる。

「まだ終わんねーよ?」

すぐに元気を取り戻したバンのそれをみてにやりと笑う。

「ちょっと早いかもしんないが…、もう我慢出来ない」

ぐいっと少しばかり無理矢理に四つん這いにさせて、目の前の果実みたいなみたいなお尻に触れる。
“がっついてるみたいで何か嫌だな”
そう思ったが、もう我慢の限界で自分の息子がさっきから痛い訳だ。散々煽られたしね

両手で割れ目を開かせると、小さくて可愛いアナルが顔を覗かせる。
さっそく慣らしてやろうと手にローションを付けた時だ。
制止の声が掛かる。

「だいきっ、まって…おれ、後ろからじゃなくて前がいいっ」

けなげな訴えにドクリと脈打った。とにかくそれに答えてやろうとさっそく前を向かせてやる。いつもは恥ずかしいから四つん這いの方が良いって言うくせに。
その体制が故、バンと自然に視線が絡み合う。案の定すぐさま顔を赤らめた。

「だいき、もういいよっ」

羞恥で顔を反らしながら自らお尻を両手で開いて見せた。
心なしか少しアナルがひくついていて、新たな快楽への期待を露わにしてる。
それを見たら何だかもうこっちがぞくぞくしてしまう。

「…ならすぞ、」

そっと入り口に中指と薬指を当て行う。そのまま勢いに合わせてアナルに指を埋め込んでいく。思いの外すんなり挿入って中で掻き混ぜた。

「ふぁっ、ア…ああっ、だいきっ」



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