思い出宝箱

思い出のオルゴール
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 私は小さい頃からオルゴールが大好きです。

 当時、おもちゃ屋さんに勤めていた叔父が、我が家に訪れるたびに、いろんなタイプのオルゴールを持ってきてくれました。

 同じタイプの同じ色のオルゴールを必ず2つを、2つ下の妹とケンカをしないようにと、叔父は気をつかってくれたんでしょう。



 印象的だったのは、この3つのオルゴール。

 ジュエリー・ボックス型のオルゴールと、小人が住めそうな家型のオルゴール、そして壁掛けオルゴールです。


 この3つのオルゴールは、今思うと大変めずらしいんじゃないかと思います。

 まずは、家型のオルゴールですが、大人の手のひらに乗るサイズくらいで、水色の屋根に白塗りの洋風な家でした。



 ぜんまいは、確か家の底についていて、屋根を開けると、メルディーが流れる仕掛けになっていました。

 家の中もこっており、小さなテーブルに小さな椅子、「私たちが住みたいね」と言っていたくらいです。

 妹と人形遊びをするたびに、そのオルゴールを小さな人形のおうちとして使っていたのをなつかしく思います。




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