アルビノガール

□6時間目
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「それよりそっちの色男がアリアの婚約者か」



シャンクスの言葉にバギーもロジャーさんもトラファルガーを見る



企業の社長三人に囲まれ居辛そうなトラファルガーに少しだけ同情した・・・



「一応、そう・・・、らしい」


「らしいって・・・。まさか無理矢理婚約させられたのか?」



心配そうにシャンクスは両肩を掴んできた



「・・・。・・・違う、私が選んだ」



・・・紙飛行機で、だけど



私の言葉にシャンクスはほっと胸を撫で下ろして、そうかと私の頭を撫でた



「婚約が嫌だったら言え、力になってやるから。ま、レイさんに選ばれた男が悪い奴だとは思わないが」



「はは、シャンクスも言うようになったな」



シャンクスの言葉におじいちゃんが柔らかく微笑んだ



おじいちゃん幸せそう・・・



よかった・・・




「おれにとってアリアは年の離れた妹みたいなもんなんだ、わりと小さな頃から頻繁に会ってるし。・・・そんなかわいい妹を悲しませる奴がいたら許さない」



ギロリとトラファルガーを睨むシャンクス



トラファルガーは少し怯み眉を潜める



「そんなことする気はさらさらない。親同士が決めた結婚だと言っても本人達もそのことに納得しているしな」



なァ?とニヤリと笑いながら見てくるトラファルガーが嫌にムカつくがここで反対したらおじいちゃんが悲しむ




・・・仕方なくこくりと頷けば、シャンクスはニカッと笑いそーかそーかと言いながらトラファルガーの背中をばんばん叩いた



「両思いならいいんだ。いやいや若いってのはいいな。おれも恋したくなっちまったよ」



「シャンクスもそろそろ結婚しなきゃいき遅れるぜ、・・・バギーみたいに」



「いや、ロジャーさんおれもまだまだ大丈夫っスから!!」




ギャハハハと盛り上がる3人にどうしていいか分からないと言うような表情を浮かべているトラファルガー




「さて、そろそろ時間だ。・・・アリア、ロー君。婚約発表をしようか」





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