番外編

□糸の無くなったマリオネットガール
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くらいよ・・・


つめたい・・・


こわいよ・・・



ごめんなさい、ごめんなさい・・・



かあさま、ごめんなさい・・・









ぱち・・・



おもいまぶたをあけるとそこにはまっくらでつめたいすいそうのなか・・・



じゃなくて、あかるいひざしのはいるへや



わたしはおおきなベッドのうえであたたかいふとんにうもれていた



「・・・ぅ、・・・ぁ、」



こえをだそうとしても、うまくしゃべれない



それでもがんばって、だそうとするが、ひゅーひゅーとかわいたおとがでるだけ



「よォ、やっと起きたか眠り姫?」



ふいにきこえたききおぼえのあるこえ、めだけでふりかえればそこにはピンクのいしょうをまとったみおぼえのあるひと



「っ、ど・・・、ぅ・・・、ぁ・・・」



なまえをよびたくてもよべないむずがゆさに、むりやりこえをだそうとするわたしを、どふらはむりすんなと、わらってあたまをなでてくれた



「もうあんな暗い水槽に一人でいなくていい。リオ、おれの側にいろ。そしたら、おれがお前の怖がるモン全て破壊してやるからよォ・・・」



だきしめられたからだ



あったかい・・・




それはすいそうをこわしてくれたひととおなじたいおんとにおいをしてて・・・




そのひから、どふらはわたしのひかりになったんだ




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