Jewel Honey

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「トラファルガーさん落ち着いて。早まっちゃだめだよ!!」




「おれは十分待っただろ。一週間以上もおあずけくらってんだよ。それに無理難題を聞くっつったのはお前だぞ。腹くくれよ・・・」



!!



「ま、まだたったの一週間じゃん」




必死に弁解しながら焦っているとトラファルガーさんは悲しむように溜息をついた




「・・・はあ、分かったよ。

じゃあ次の島行っておれが女抱いてようと何も言うなよ。ああ、心配するなただ抱くだけで恋愛感情は全くない。
溜まったもん出すだけだからな」




っ!!



「ずるいよ、トラファルガーさん」



そんなんじゃ、私は嫌って言えないよ・・・



だって私以外の女の人に触って欲しくないし・・・




「たとえ好きでもない女でもお前だと思ってヤれば多少は満足出来る」




目も合わせずにそう言って立ち上がろうとするトラファルガーさん




私はその首に抱き着いた・・・




「なんのつも、っ!?」




言葉を発しようとするトラファルガーさんの唇に自身のものを当て塞いだ




「やだ・・・」



心からこぼれ落ちた言葉




「リオ「やだ、やだ、やだやだっ!!」っ!!」



トラファルガーさんの胸をぱしぱしと叩いた





「トラファルガーさん、好き・・・」



「っ、煽るな・・・」



ぎゅと抱きしめてくれるトラファルガーさん




「他の女の人に触っちゃ嫌だよ・・・。っ、他の女の人抱くなら私を「もういい・・・。おれが悪かったよ。お前を困らせるようなことさせて」トラファルガーさんは悪くない。さあどうぞ抱いて!!」



ばっと両手を広げトラファルガーさんに目を向けるがトラファルガーさんは一向に手を出してこない




「無理するなよ、おれなら大丈夫だ。女も抱かない、それでいいだろ」



「いや、それじゃあ私の気がおさまらないわ。ほら、カモン!!」




「だんだん壊れてきてんじゃねーか。今のお前抱いたって「うるさい!!さっさと襲え、ばか!!」ぐはっ!!」




こっちが腹くくったのになかなか襲ってこないうじうじしたトラファルガーさんに痺れを切らし私は彼の頬に右ストレートをキメてしまった




トラファルガーさんはベッドから落ちて、鈍い音を盛大に響かせた・・・




「あ、ははは・・・。トラファルガーさん、生きてるー?」




「・・・。」




ペチペチと頬を叩くが一向に目を覚ます気配がないトラファルガーさん




や、やっちゃった・・・








結局彼が目を覚ましたのは夕方の晩ご飯のときで、私はこってり怒られましたとさ・・・





・・・最後はもちろん仲直りしたよ





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