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△warning!!
45話にはローの過去に関する週間少年JUMP本誌のネタバレが入ります。
漫画派の方でネタバレが嫌だと言う方は45話は飛ばして46話からお読み下さい。
構わないと言う心の広い方はこのままお進み下さい
おいっス!
今日はハートの海賊団一の愛らしさを持つおれことシャチの目線で行くぜ!!
・・・って、なんだよ、一番可愛いのはベポだって?
いいんだよ!!細かいこたァどうでもよ!
それより最近、おれたちの船長がなんと婚約したらしい
あれほど無節操に女を取っ替え引っ替えしてた人が・・・
いやあ、変わるもんだなぁオイ!感動して、おれ泣きそうだよ!!
相手は元フロート海賊団船長で5億の賞金首のリオ、
顔もスタイルも性格も花丸な美少女
船長と並んでも、絵になる理想の恋人像なんだよな・・・
リオは5億だからって威張らないで、分け隔てなくおれたちにも等しく接してくれるし、最近は前に感じていた一線を引いた話し方も薄れている気がする
普段は可愛い少女って感じだけど、化粧するとマジヤベエ、色気たっぷりなクソ美人に変身だ!!
・・・。
まあ、おれが何が言いたいかと言うと、・・・船長くそ羨ましい!!!!
「そしておめでとう!!!」
「何廊下で一人、興奮してるんだ。・・・正直ちょっと引くぞ」
ビクゥッ!!!
突然聞こえた声に振り向けばそこには自分と同じ名前が刻まれた帽子を被ってる悪友、もとい仲間の姿・・・
「なんだ、ビビらせんなよ・・・」
「いや、驚かされたのはむしろおれだ。・・・話しかけようとしたらいきなりお前が叫びだした」
「うっ・・・。そ、そうだ!!ここであったのも何かの縁だ!!晩酌しようぜ」
「いまからか・・・?コックに迷惑がかかるぞ。得にレモン・ルーベリーに迷惑をかけた日には、マッドな科学者に盛られるぞ・・・」
うっ・・・、そうだった。
この船にはもう一組カップルがいたんだ・・・
しかもウチの船長たちよりラブラブな・・・
「あ、なら自分たちで飲めばいいんじゃね。つまみだってつくりゃいい話だろ」
「そのつまみをいつも作るのは誰の役目だと思っている・・・」
ジロリと帽子の下から覗く瞳がおれを射ぬく
「あはは・・・。いつも世話になってます」
「・・・。はあ、仕方ない。次の島でなんか奢れよ」
「やりィ!!んじゃ、食堂レッツゴー!!」
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