アルビノガール
□11時間目
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「・・・ひょ〜!!!んまそう〜〜!!」
キラキラと食卓を眺める麦藁君
その隣にはテンガロンハットのイケメン
「相変わらずアリアは料理が上手いな!!」
私の頭を撫でながらニシシと笑う彼に、ふっと私も微笑む
「・・・それにしても、驚いた。まさか、エースの、ルームシェア相手が、麦藁君だったなんて・・・」
エースから彼のことはよく聞いていた
エースと同じくらいいっぱいご飯食べて、まっすぐで素直な性格、そして革命党の党首ドラゴンさんの息子・・・
「なんの騒ぎだ、こりゃ・・・」
頭をかきながら不機嫌そうにやってきたトラファルガーに麦藁君はニシシと笑う
「風邪ん時は一人でいるよりみんなでいたほうがいいだろ!!だから、来た!!」
「嘘つけ。またどーせメシでもたかりにきたんだろ。・・・アリア、こいつにメシはださなくていい。懐かれて毎日来られるぞ」
「そりゃねぇよ、トラ男!!」
尚も麦藁君に悪態づくトラファルガーはもう大分風邪が良くなって来てるのだろう
「トラファルガー・・・、エースと麦藁君の分、作っちゃったから、麦藁君たち追い返したら、トラファルガー一人で、食べないと、いけなくなるけど・・・」
残さず食べれる?と聞けば、目の前の夥しい量の夕飯を見たトラファルガーはうっと顔を歪めた
「はぁ・・・。仕方ない、食ってけ。麦藁屋に火拳「もーも、あひがほーは(どーも、ありがとうな)モグモグ・・・」もう食ってんのか!!」
トラファルガーが言い終わる前に食べ出していたエース
続いて麦藁君がそれに参戦
それを見て頭を押さえながら溜息を着いたトラファルガーは自分も席につき、小さくいただきますとこぼし礼儀よく食べだした
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