頂き物

□食べるなら恋人の
1ページ/1ページ

「ユウジー!今日も弁当美味そうやな!ちょい分けて!」



あーまたや…

いつもいつもいつもいつもいつも…

謙也さんはユウジさんの弁当見ては美味そうやって貰いに行く…。


そらユウジさんが料理上手いんは認めるわ…

せやけど…せやからって恋人の居る前で堂々
と他の奴の弁当貰いにいくなんて…

どないな神経しとるんや…

っちゅーか見とるこっちは悲しくてしゃーな
いっちゅーかムカつく…



ユウジさんもユウジさんや…。

嫌言いながらも最終的には謙也さんにあげる
んやから…。

オレへの嫌がらせなんかな…。

オレがこーいう性格やって知っとるくせに…

朝起きるんが苦手やて知っとるはずやのに…




こーなったらオレかて意地見したる…!








「ユウジ―――「ちょい待ち謙也さん。」ぐえっ」



あ、襟元引っ張ったから死にかけた…。



「なん…?」

「これ…」

「これ…って…弁当!?」

「作りすぎたんっすわ!せやからあげま
す!」



いつも弁当なん作らんオレにしたらバレバレ
な嘘と可愛げのない言葉…。

それでも謙也さんには十分やったらしくて満面の笑みをくれた。



「おおきに!」

「ん…///」

「ユウジー!光から弁当もらえたでー!」

「おー作戦通りやな!」



……作戦…?



「え、どういうことですか…?」

「オレがユウジから弁当分けてもろてたんは
光の弁当食うための作戦やったんやで?」

「それに妬いて財前が弁当作ってくるようにするためのな!」



っちゅーことはオレはそれにまんまと引っ掛かったっちゅーことかいな…。

ダサいわー…。



「そんなん直接言えばえぇやないですか…」

「おまっ!直接言うたらなんて返事したんか忘れたんか!?」

「えー……っと…」

「朝早く起きるんタルいんで無理っすわー」

「せや!!」

「あー…すんません…。あとキモいんで声真似して言わんでください。」

「ひどっ!」

「まぁそんなんでユウジに相談して小春と作戦立てたんや!」

「際ですか…。」



そんな単純すぎる作戦に引っ掛かったことがカッコ悪いっちゅーのと…

そんな作戦にも気づかへんほどに謙也さんし
か見れてへんて再確認させられて恥ずかしさ
は半端やなかった…。




弁当のお話でしたw

陸さんからまたリク貰えたからはりきりました!←
けど…
…嫉妬……?
じゃないですね…
今回のリク嫉妬って…
全然なりませんでした!
すいません!!

こんなんでよろしければお持ちください!


⇒うっほああああああ!!!
なんなんだ光、朝苦手なくせに結局作っちゃうとか!!
そんでそれは謙也の作戦だなんて、なんでこんなに可愛いんだこの二人はたぎるああああ!!!(屮°□°)屮

鎖氷さん、ありがとうございました!
これからもストカさせていただくので、相互様としてもよろしくお願いします☆彡

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ