復活 長編(パロ

□虹ツナDE幼稚園
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今日も朝から園児たちの元気な挨拶が園中に響き渡る此処は私立アルコ幼稚園。

此処には一人のアイドルが…といっても少年なんですが、しかし男、更には成人男性をも虜にしてしまうような愛らしい少年が通園しています。

ほら、今もその子を待ち侘びている人達がたくさんいますよ。

一人は仕事をほったらかしにし門の前で待ち構えていたり、花に水をやりながらチラチラ門に目を見やるものや、後5分で来なかったら迎えに行く、と言ってバイクに跨っているいるものまでいます。


そんな時

「せんてー!おはようございます!」

と、怒る鬼もだまるような間の抜けた、少年のような少女のような高音ボイスで短い足を一生懸命動かしながら駆け寄ってくる、男共を虜にしてやまない可愛らしい少年がやってきました。
名前は沢田綱吉君です。
通称、ツナ君。

しかし、幼稚園児の中には幼すぎる故、彼の魅力を理解できない子達もいて、そんな子達はちょっとドジなツナ君のことをダメツナ、といっていじめてくる子もいます。
でもご安心を。
こんなときにはどこから嗅ぎ付けたのか、ツナ君大好きな人達が速攻で駆けつけいじめっ子を成敗してくれます。


「おー、ツナえらいな!挨拶ちゃんと出来てー」

ツナ君が来るや否や、園長であるリボーン先生がいち早くツナ君を抱き上げて頬ずりしています。
周りからの異常な殺気にもリボーンは何食わぬ顔でツナ君のもち肌を余すところなく堪能しています。
途端に彼方此方で聞こえてくるブチリ、と堪忍袋の尾が切れる音が聞こえ、周りにいた『ツナ大すき人間』な人達がツナ君の傍に慌てて駆け寄っていきます。

「あー、ラルせんてーもコロてんてーも、スカりゅせんせーも、マモせんてーもおはようございます」

周りに群がってきた先生全員に挨拶をしたツナ君は自分が噛んでいたのを知ってか知らず課満足そうにニコニコ顔。
そんなツナ君の可愛さ満点の笑みに先生たちは皆デレデレです。
ちなみに、ツナ君は年中にも関わらずに言葉の発達が悪いのはツナ君の発達が遅いからであって、け、決して管理人の萌えポイントだからではありません。

「おはようだコラ!今日も可愛いぞ!」

「おはよう、沢田!今日は何して俺と遊ぶか?」

「ム、おはよう。わざわざ、僕が出向いてあげたんだから、特別報酬に、僕のものになりなよ」

「おはよう、綱吉・・・・・・・!ぐぁっ、リボーン先輩踏まないでくだ・・・ぎゃあっ!」

とまぁ、大人気なく我先にと競い合い(一部踏まれているが)から始まるのがこの幼稚園の日常である。
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