復活 短編集

□つっくんの受難
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朝、7時30分。
目覚ましがけたたましく鳴り響き、やっとこっと体を起こし音を止める。

そして、ボサボサ髪、だぼだぼパジャマのまままだ開ききれていない目を猫が顔をこするように数回ごしごしと擦る。

「ふぁ〜・・・おひゃよう、りほーん」

ツナはあくびをしながらしゃべるために何を言っているか全く持って理解不能。
訳すところ「おはよう、りぼーん」だ。

ん?普通に訳せていただと?
フン、一応訳しただけさ、一応。

さて、物語に戻るとしよう。

寝ぼけ眼で挨拶するツナに何故か

「おはようございます!十代目っ!」

「おっす、ツナ!相変わらずパジャマ姿がそそるのなぁ〜」

「きょっくげ〜ん!!朝はシャキッとしないか!沢田!」

「君たち朝から群れすぎなんじゃない?噛み殺して欲しいの?」

「クフ、このアヒル君は何を言っているのでしょう?君も群れているんじゃないんですか?」

と、まぁこのように部屋にいちゃいけないような軍団がわんさか集まっていた。

この惨事にツナは大慌て。
ベットの上で上半身だけを起こし、頭を右往左往どれからつっこんでいいのか迷っているみたいだ。

「え?ちょっ、ま、と、とりあえず喧嘩しだすのはヤメテー!!!!部屋が壊れるーーーー!」

迷った挙句、まずは自分の部屋の心配をしたようだ。
しかしながら、ツナの願いはむなしくも、お互い(骸vs雲雀、獄寺vs山本、了平蚊帳の外)喧嘩を始めそうな勢いだ。
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