長編コラボ作品
□第8章:未来からの使者の法則
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「・・・」
「あ、電話終わった?」
「まぁな」
優斗は受話器を置き、翔子へと向き直った
「2〜3日で直るがまた"ひな"みたいに屈服が必要らしい」
「あぁ、師範とやったアレね」
二人で過去を振り返って若干ブルーになっていた(詳細は7.5章にて)
「そういえば白皇から書類きてたけど・・・」
「あぁ、編入試験の願書だろ・・・お前の」
「あぁ、私の・・・ってえぇぇっ!?」
突然の白皇の願書ということで動揺を隠せないらしい
「その様子だとこの部屋に居座る気らしいし・・・高校は行かないよりは行った方がましだろ」
「でも白皇って・・・」
「あぁ・・・ここいらでは有数の進学校だ、難易度は上の方だ」