長編コラボ作品
□第7.5章:ある過去の日の事
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時は黄昏の姫御君がある秘密結社から助け出されたのと同時期・・・
「おい・・・どうすんだよ、このガキ」
その中で一番でかい男が言った
「こんな辺鄙な所に放置していくわけにはいかないだろ」
「しかしこんな所に捨て子とは・・・」
スーツ姿の男と眼鏡をかけた生真面目そうな男が次々に発言した
原因はそう・・・"捨て子"と呼ばれた男の子の事だ
「ナギのバカが変なこと教えなければいいんだが」
「ラカンやアルからもな」
「本人を目の前にどういう了見だゴルァ!!」
とりあえずラカンと呼ばれた男はスルーされる事となった
この捨て子が後の"武神"、"光帝"と呼ばれる櫻井優斗となるのはもっと後の話