魔法使い先生のネギ
□この剣は誰のために
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カンッ・・・
「ちっ・・・甘いっ!!」
そう青年が言うと少女の刀は手から離れてしまった
「・・・それで何度目だろうな」
そう言うと少女は俯いてしまった
「・・・しばらく休憩にするぞ、ぶっ続けだとさすがに俺もキツい」
「すいません・・・」
少女はこの日は集中できなかった
「今日はどうしたよ、刹那・・・いつも稽古つけてくれと言ってるのはお前なのに」
「・・・」
正論をつかれてつい黙ってしまう刹那・・・
「・・・何か悩みがあるなら言ってみな、俺とお前の仲だろ」
と、青年・・・櫻井優斗は刹那に呟いた