詩の実
□本能
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『母と子』
子を自身の胎内に宿した母親は
自分の命をかけて
愛する我が子を守ろうとする
これから産まれようとする新しい命は
母胎に守られながら
懸命に生きようとする
"へその緒"を通して
母と子は
一つに結ばれている
母が苦しい時は
子も苦しがり
母が嬉しい時は
子もまた嬉しい
お腹の中の新しい命は
誕生するまでの間
ずっと同じ愛情で
結ばれて
誕生と同時に
母へ最高の幸せを
運んでくれる
『ありがとう』の気持ちを添えて
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