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□4章 スレスティア一族の住みし跡
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クロ「そう言えば、体重どうなったの?ミナ」
『ん?あー…無理。全く減らん』
クロ「さっき飛び出しても?」
『うん、カツラギさんに頂いた薬飲んで聞けば良いんだけど…』
アヤ「…何の薬だ…?」
カツ「カロリーを少し動いただけで減らす特効薬ですよ。」
にこやかに話すカツラギに溜息をつくアヤナミ。
そして…。
「アヤナミ様!正体不明の電波が飛び交っております!如何なさいますか!?」
アヤ「…そのまま行けばいい」
『ダメだよ、アヤ。彼等は引き返し徒歩で森を越えることを望んでる…』
アヤ「何故わかる?」
『これはスレスティア特有の語。応じなければ即刻神の御霊となるだろうと』
アヤナミは引き返し、近場に降りることを指示した。