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□6章 初出勤
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『(軍服ばっちり!よし…)』
ミナは鏡の前で服を正せば、階段を下り食堂へ向かう。
『おはようございます、ミロク義父様』
「あぁ、おはようミフィリナ。よく似合っている。」
『ありがとうございます。』
そう言いながら席に着けば隣に座る茶髪の男の子を見声をかける。
『おはよう、テイト』
「…はよ」
『テイトが居るの珍しいね?』
「…私が呼んだ。お前が、一人暮らしするらしいし暫く会えないだろうからな…」
『そこまでしなくても良いのに…』
ミナは苦笑しながらそう言えば彼女は何処か嬉しそうだった。
「…ミナ姉さん黒法術士の集まりである、ブラックホークに配属だってな…おめでと」
『ありがと。前線部隊だから忙しいだろうけど、たまに遊びに来るよ。訓練手伝う』
ミナのその一言に頷きお茶を飲むテイトを見食事を始めるミナだった。