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□9章 白水晶<ホークレス>
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【アヤナミside】
「何故私に直接言わない?」
私は二人が戻るなり態度を露わにさせ怒ってしまった。
『…ごめんなさい…言っても、信じてくれないと思ったから…』
私がお前を信じないとでも思って居るのか…?それこそ愚かな…私がお前をアイシテいるのに…気付かぬか…。
しかも…何故か07-GHOSTの気配もする…接触したようだな…。
「…何を取りに行った…?」
『白水晶<ホークレス>、と言うものです。アヤナミさん…』
「白水晶だと…?まさか…まだ存在したのか?」
私は揺らぐ…当たり前だ。遥か昔にフィフリアにあげた愛の証…あの水晶がまだこの世に存在したとは不思議だ…。