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□2章 想い出…。
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「…フィフリア…ッ!」


過去の夢を見ガバッと起き上がれば、髪が肌につくほど寝汗を掻いていた青年…。


「…アヤたんがそんな慌てて起きるなんて珍しー…ダイジョブ?」


月明かりに照らされたサングラスをかけた男がアヤ…基アヤナミを見そう聞いた。


「…大丈夫、ではないな…。フェアローレンの時、とても愛して居た娘が死ぬ場面の夢を見て起きた…。」

「ふーん?その娘、何で死んだか話せる?」

「…私が殺され…天界に監禁され…生きることを苦に思いコールに手助けされ思い出の場所で私を想って死んで逝った…。」


アヤナミが話終えるまで黙って聞けば、サングラスの男はアヤナミを見て再び、話しかけた。


「…それは…アヤたんのお姫様も随分アヤたん思いなのね。…会えると良いな、この世界で…」

「…だな……何故貴様がここにいる、ヒュウガ」



アヤナミは近寄るサングラスの男ーヒュウガを見そういった。
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