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□8章 闇潜り〜過去の夢〜
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「闇に潜る…。」
「オヤスミ、アヤたん。」
司教に扮し繋魂の力を取り戻しつつも、少なからずダメージを受けたアヤナミ。
彼は消えかけた半身を戻すために、人を贄として元の姿えと少しずつ戻って行った。
「ヒュウガ少佐、ミナさんは大丈夫でしょうか?アヤナミ様があのようで…」
「んー…大丈夫じゃないだろうねぇ…アヤたんがフェアローレンだったときも、07-GHOSTに因って消された訳だし、抑えてるだろうけど辛いと思うし、今日はみんなで側に居てあげよ、ね?コナピー」
ヒュウガはブラックホークの執務室へコナツと戻りながら話していた。
執務室へ戻れば、アヤナミ付きのベグライターであり、彼の最も大切なモノのミナが珍しく仕事も手について居なかった。
彼女は残るクロユリ達に慰められていたのだ。