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□11章 皇女様VS参謀長様
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「…オウカ様…彼女は今忙しいのだ。またの機会に頼めるか…」


アヤナミはミナをオウカから離し自らの後ろにやれば、オウカに凄く睨まれた。


「…其方…誰だ?」

「…アヤナミ、だ。地位は参謀…」


「其方がアヤナミ、か。無愛想な男だな…ミナ姉には勿体無い…」

「…何処がだ…(怒)」


アヤナミはオウカにミナには勿体無いと言われ少しイラッとするが相手は皇女だから敢えて、この場では抑えようとする。


「全てだ、全て。…あんな大した事ないダイアを送って…男ならもっと良いものを送ったらどうだ?」
「…お前もそう思っているのか…ミナ…?」

『…違うって…私あれで十分だって。』


アヤナミは怒りを隠しきれないかのようにミナを見れば、首を横に振り何か恐ろしい物を見た感じなっていた。
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