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□11章 皇女様VS参謀長様
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「私とこれから買い物に行こうぞ、ミナ姉!」

『…はぁ…あの…まだ仕事中ですからまたの機会に…しませんか?』

「嫌じゃ!何のために、家出中の私がここまで来たと思っている!!」

『そうは言われても…オウカ様…』

「こらミナ姉!オウカと呼べと言っただろう!!」


ミナの前に来ては彼女の腕を左右に振り怒ったように見せるオウカ。


「ねぇねぇミナたーん、彼女まさかバルスブルグの第一皇女?」

『…はい…上に言ったらダメですよ?彼女…父である王に逆らって家出してるんですから…』

「え!?じゃあなんでこんな所に…」


ミナとヒュウガの会話に不思議そうにそして驚くコナツ達。


「だからミナ姉に買い物に付き合えと頼みに来たのだ。人目を避けてだがな」

『(…勘弁して下さい…)』


ミナは心の中でそんな事を呟けば、天の助けか否、死神の助けが正解か…アヤナミが助けてくれた。
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