部屋の本

□そう、こいつが・・・
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「んもぉ!クルルってホント陰湿でありますなあ!もう!」
「ホントですぅ!イヤな奴ですぅ!」
「そうだよ、そんな理由はありえないよ」
「クルルの陰湿!陰鬱!オタク!」
「違う!」
「ゲロ!?」
陰湿・・・陰鬱・・・オタク・・・
これがクルルの本当の性格じゃない
「ど、どうしたでありますか!?違うって何が?」
「性格だ」
そう、そんな性格じゃない
クルルは、本当は、
優しくて・・・穏やか・・・
「だって!我輩が頼んでいた兵器が一カ月もたってるのに出来てないんだよ!しかも理由は面倒だからって!嫌なやつでありましょ」
違う
嫌な奴なんかじゃない
クルルは良い奴なんだ・・・
「クルルは決して嫌な奴ではない!良い奴だ!優しくて・・・穏やかなんだ!」
「はぁ?何言ってるですかぁ?」
「そうであります!クルルが良い奴ぅ?
ギャハハハハハ!うけるぅ!
クルルが?良い奴?
ギャハハハハ!
じゃあねぇギロロぉ、我輩達は先に帰るであります!」
「先に行っとけ!」
俺は叫ぶと、ラボの方から声が聞こえた
泣いて、いる?
心配になってラボの中に入った
クルルは椅子に座って俯いて泣いていた
「ク、クルル?どうした?まさか、ケロロ達の言った事で・・・」
「ちげーよ・・・」
「じゃ、じゃあ何故・・・?」
するとクルルは俯いた顔を俺の方に向けた
クルルは
微笑んでいた
「嬉しかったんだ・・・
先輩が、俺の事、良い奴だって・・・優しいって・・・穏やかって・・・嬉しかった・・・」
「そうだ、クルルは優しいし、穏やかなんだ、とっても良い奴だ」
「ありがとう・・・先輩、好き」
「俺も、好き、愛してる」
俺に微笑んでくれる
優しくて、穏やかな、
そう、俺は
こいつが好きだ


END  
あとがき
タイトルと会ってねー!
意味分かんないわwww
ウチは文章作り下手やからなー
「そうか?俺はいい文だったと思うが」
おぉ、そう思ってくれるとうれしーわぁ
「なぁ聞いていいか?」
ん?なんや?
「ケロロがクルルを嫌な奴と言っていたんだが・・・俺には意味が分からん」
そりゃそーやわ
曹長が素直になんの伍長の前だけやし
伍長以外の周りの人間は曹長の事嫌な奴って思ってるからな
「あぁ、成程、・・・・・?・・・」
分かってないやん!あ、曹長
「オメーは文作りがヘタなんだよ!だから先輩もオメーが言ってる事がわかんねぇんだよ!」
はい・・・・


と、とにかく!
読んでくださった人、ありがとうございます!

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