思いつき


会話とか。思いついたものいろいろ。
◆七夕まつり その4 


*承太郎さんと仕事仲間



「七夕まつりか…たまにはこういうのも悪くないな」


「そうですよ!たまには息抜きも必要ですよ。楽しみましょう!」


「しかしお前の浴衣姿が見られるとは思わなかった。わざわざ持ってきたのか?」


「はい!まぁちょうど七夕まつりの時期だったし時間あれば行けるかな〜と思ったから一応持ってきたんですよ」


「なかなか似合っている。綺麗だ」


「えッ?!……承太郎さんに褒めてもらえるなんて思わなかった」


「そんなに驚くことじゃあないだろう。俺だって美しいものをみれば美しいと言うくらいのことはするぜ」


「……」


「…どうした?まさか照れてるのか?」


「いや、その…」


「……」


「えーと…」


「…趣向を凝らしたこの七夕飾りはどれも皆美しいがその中で今日のお前は一際輝いている。たまらないな」


「も〜承太郎さんッ!!冗談はほどほどにして下さいよ」


「冗談じゃあないぜ。項のあたりなんかかなりそそるしな」


「あぁ〜ッ!そんなこと言われたら恥ずかしくてもう…やっぱ着替えてきます」


「そうか。なら俺が脱がしてやろう」



「承太郎さんッッ!!」




「フッ…冗談だ(本当に脱がしてやってもいいがな)」



---------------*

別に七夕まつりじゃなくてもいいやりとりですが。

承太郎さんにからかわれるってのもいいなーなんて。
ただどこまでが本気でどこからが冗談なのかわからなそう。



2017/08/19(Sat) 21:31 

◆七夕まつり その3 


*露伴と年下彼女



「ふむ…これはなかなかいい資料になりそうだ。」


「…せんせーいつまで写真撮ってるんですかー?」


「今日を逃せばまた来年まで待たなければならないからな。もう少しだけ撮っておこう」




「もう!…取材だとはわかってたけど私のこと放っておきすぎー!」


「怒るなよ。ほら」


「…なんですかその手は」


「これ以上放っておいたらキミのことだ、一人でフラフラどこか見に行ってしまうだろ?手、繋いでてやるよ」


「うっ…嬉しいけどなんかムカつくー」


「なっ…!この僕が手を繋いでやると言っているのに断る気か?フン、せっかくたまには恋人らしいことをしてみようかと思ったんだが残念だ」


「恋人……露伴せんせーの恋人かぁ…えへへ〜なんか照れるけど悪い気しないなー。恋人らしく手、繋がせていただきますっ!」


「…単純だな。ま、そんなとこも嫌いじゃあない」


「好きとは言ってくれないんですね…でも露伴せんせーのそーゆーちょっと素直じゃないとことか、私は大好きですよ」


「!!…まったく、キミってやつは…」


「あ!あそこで七夕飾りをバックに写真撮ってくれるみたいですよ!せっかくだから撮ってもらいましょうよ!恋人らしく」


「おいおいおいおい、調子にのるなよ。あんなお立ち台に乗って晒し者になるようなこっ恥ずかしい真似は御免だ。写真ならこうして自分で撮ればいいだろう」


「えっ!?ちょっと露伴せんせー…」


「このほうが恋人らしく撮れるだろ?」


「…そうかもしれないけど、急に抱きしめてくるとか心臓に悪いんでやめてください…」


「“恋人”なんだからいいじゃあないか」




---------------*

年下彼女と露伴のやり合い。一回くらいは露伴に勝てるだろうけど、最終的にはやっぱり露伴の方が一枚上手だと思う。



2017/08/09(Wed) 20:47 

◆七夕まつり その2 


*億泰と女友達(同級生)


「億泰くん、今日はきてくれてありがとね!でも仗助くんはよかったの…?」


「アイツは今日はカノジョと行くんだってよォ〜」


「そうなんだ…あの…億泰くんは彼女とかいないの…?」


「あ?いたらここにいねぇだろォ〜?でもまさかおめーに誘われるとは思ってなかったぜ(期待していいのかよ?)」


「そーだよねぇ!あ、ねぇ、かき氷食べようよ!」


「おーいいぜェ。何味にすんだ?」


「ん〜メロンとかブルーハワイは舌が青くなるからなぁ…色ついてもあんまり気にならないのにしようかな」


「なんだよ女子ってそんなこと気にして選ぶのかよ?食いたいモン食えばいいのに」



「えー?だって舌とか唇とか青かったら不気味じゃない?女の子はいつでも可愛く見られたいもんなの。そーゆー億泰くんは何食べたいの??」


「俺はイチゴみるく味にするぜェ」


「なにそれ可愛い!」


「なんでだよ」


「なんか億泰くんとイチゴみるくの組み合わせにギャップがありすぎて…じゃあ私はレモン味にしようかな」


「それもうまそうだなァ」


「交換っこしよ?私もイチゴみるく味食べたいし」


「いいのかよ?!なんつーかその…カップルみたいじゃね?」


「…いいんじゃない?カップルで」


「おい、それって…」



「…初恋だか初キスはレモンやイチゴの味とか言うけど、億泰くんはどっちだと思う?」


「…え?」


「…試してみない?」


「…おう」



---------------*

カップル成立〜

億泰はかき氷のイチゴ味に練乳かけてイチゴみるくにするハズ…という妄想。あー億泰好きだ。



2017/08/09(Wed) 12:38 

◆七夕まつり その1 


*仗助と年上彼女



「うわ〜やっぱ今年もすごい人ねぇ」


「そうッスね。足元、歩きにくくないすか?」


「大丈夫よ。浴衣って中々着るときないから今日は絶対着たかったの」


「…似合ってますよ。(なんかすげー色っぽい)」


「ありがとう。仗助くんもその浴衣よく似合ってる。…なんだかいつもより大人っぽくて…」


「え…?大人っぽくて…?」


「…ドキドキしちゃう」


「…それは俺のセリフっすよ。あーもう、そんなこと言われたら…」


グイッ。


「ちょっ…仗助くん!どこ行くの?!」


ちゅっ。



「…人に見られるじゃないの」


「…誰も見てないッスよ。ほんの一瞬だし。この中を通るたびにしてあげますよ」



「…ばか。七夕飾りを見にきたのに七夕飾りに隠れてキスしようなんて何言ってるのよ」



「ハハ…やっぱ駄目かー」


「…そーゆーのは夜までおあずけ。ほら、七夕まつり楽しみましょ」



「…!(おいおい、夜まで待てばそーゆーこと色々しちゃってもいいのかよ)」




---------------*

七夕まつり、浴衣のカップルがたくさんいました。

あの飾りの中に入ってちゅーとかしちゃう仗助くん。おねーさんに軽く叱られるも、思わせ振りな言葉に桃色な妄想が膨らんでるといい。




2017/08/08(Tue) 18:50 

◆白いコート 


*承太郎



「前から気になってたんですけど…その服暑くないんですか?」



「………暑…くない」





「……今絶対暑いって言おうとしましたよね」



--------------*

ここ数年、毎年思うんですが、昔より夏の暑さが半端ない気が…。ジョジョ4部が連載してた頃はあの服装でも耐えられたんでしょう…
今はたぶんムリだよ。

2017/07/28(Fri) 23:07 

◆素直に好きと伝えること 

*億泰と女友達


なんでかわからないけど、突然聞いてみたくなって、私は彼に問い掛けていた。


「…ねぇ、億泰くん…」



「あ〜?なんだよ?」


いつものように返事をしてくれる彼。


「私達ってさ、一体どんな関係なのかな…?」



「そりゃあ……仲のいいダチだろ??」


少し困ったように答えた彼の言葉は、私の欲しているものではなかった。


「そっか…」



「どーしたんだよ?」



私の反応に何やら不安げな彼。


「…私ね、億泰くんのこと、友達以上に好きみたい。」



「……はァ?!マ、マジかよ…」



「…うん。好きすぎてどうしようもないの」



言ってしまった。
本当の気持ちを。



「………あのよォ」



「…なぁに?」



「…俺、嘘ついてた。俺も…お前のこと…好きだ」



「…ホントに?」


本当だったら嬉しいけど、私が言ったことに合わせてくれているんじゃあないかと訝ってしまう。




「…お前に先に言わせちまって悪ィ…でもなかなか言い出せなかったんだ…俺も本気で好きだ」



バツが悪そうな顔している彼の言葉に嘘はないだろう。いつもそばで見ていた私にはわかる。

思いが通じていた嬉しさやら、照れている億泰くんが可愛くて仕方がないやらで、私は言葉を紡ぐより先に彼の頬に手を添えて、深く口付けた。



--------------*

好きとか言いたい言われたい(笑)
青春をやり直せるならたぶん今は別の人と結婚していた。




2017/07/03(Mon) 00:29 

◆リアリティ 

*露伴


「先生、先生は漫画を描くときリアリティを大事にしてるんですよね?」


「あぁ、そうだ。漫画は実際に体験したことを描いてこそおもしろくなるんだ。それがどうかしたのか?」


「…先生、恋愛漫画とか描かないのってもしかして…」



「……何が言いたい」




--------------*
恋愛リアリティ。
露伴は描かないだけで経験豊富だと思ってますよっ



2017/06/06(Tue) 05:54 

◆愛に永遠なんてない 

*承太郎



「もう無理だ……」


「何が無理なのよ…!」


「お前とはやっていけない……」


「やっていけないって何よ…!!」



“別れよう”





毎日顔を合わせ、食事して、普通に会話もする。
時々仕事終わりに二人で飲みに行くこともある。
端からみれば仲の良いカップルに見えているのだろう。

でも、家に帰れば触れ合うこともない。同じ布団に寝ているのに、背を向けまるで他人のよう。



気に入らないことがあるなら吐けばいい。
言わなきゃわからない。


それでもあなたは黙ったまま。

言わなくてもわかるだろうって?わかるわけない。私はあなたじゃないんだから。


いつからだろうか?
あなたの優しさが感じられなくなったのは。
あなたの気持ちがわからなくなったのは。




最後の一言を口に出してしまったなら

もうきっと、元に戻ることなんて出来ない。

終わりのときはあっけなく来るものなんですね。




きっかけはほんの些細なことだったはずなのに



--------------*
多くを語らない承太郎。
様々なことの積み重ねから修復不可能な状態になって訪れる別れ、みたいな。



2017/06/06(Tue) 05:23 

◆イチャイチャしたい 

*億泰と彼女




「あのよぉ…」



「なぁに?億泰くん」




「…手、繋いでもいーか?」



「う、うん…もちろん」




にぎっ。





「なんか照れるね」


「…だな」






「ねぇ億泰くん」



「あ?なんだ〜?」



「ぎゅってしてくれる?」





「おう、あたりめーだろ」




ぎゅっ。





「……」



「……」





「ねぇ…
「なァ…






……ちゅーしよっか」」






ちゅっ。







「…億泰くん顔真っ赤」




「おめーもだぜ」






--------------*

なんだこれは。
最近糖分不足でおかしくなったようです。

気持ちが通じあうっていいな〜☆



2017/05/04(Thu) 21:07 

◆ききたかっただけ 

*承太郎と彼女



「ねえ承太郎さん」


「ん…?なんだ?」


「…いや、何でもないです」



「そうか…」










「承太郎さーん」


「ん…どうした?」





「あーん!やっぱその“ん?”って返事がたまんないッッ!」



「………言いたいことはそれだけか?」



「怒んないでね?だってすごい好きなんだもん」




「やれやれだぜ」





--------------*

昔旦那によくやってました(笑)
うちの旦那は「ん〜?」ってかるく語尾がのびる感じなんだけど、それが堪らなくツボで。
もう一回言ってー!ってしつこく言ってました…


2017/04/19(Wed) 19:20 

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