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□騎士様のお仕事
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****おまけ****













「鈴お前飲みもん買いに何分かかっ、!」
「ん?どうした櫻井くん?」



遅い鈴村を呼びに来た四人。(だいさくは潤が引きずってる)
先頭にいた櫻井が鈴村を見て…いや、その横の人物を見て固まった。
三人もぱっと顔を出して覗いて固まった。


「「「下野―――!!」」」
「えっは、はい?!って、え?」

「なんやみんな何やっとるん(ホンマいい雰囲気になったら来たわ…)」
「お前が帰って来ないから…いや、そんなのは後でもいいか…」
「はぁ?」

そのまま櫻井は下野の手を取った。

「やっぱりこんな男やめた方がいいよ下野?うざいし関西弁だしヒーローになりたいとか言ってるんだよ?今は眼鏡ブームだよ??」
「眼鏡なんて付けてる奴多いぜ?男前の彼氏なんて自慢だぞ?」
「あはは、自分で男前なんていう人は危ないよ〜。おしゃべり上手な人が下野くんはいいもんね〜??」
「付き合う前提におしゃべり上手って変ですよ。今は少しSな彼氏人気なんだよ。…ね?しーもの♪」

「あ、あの…」
「だああああ!!お前ら何言ってんねん!!!俺の下野やって言ってるやん!なに堂々と彼氏の前で告っとんねん!!」

下野に取り巻く彼らをぱっと払い己の胸の中に抱き寄せる。
うわ、まだ何かいいそうな眼やなお前らは…。また時間はあったな。

そうと決まれば…


「下野行くで!!」

ぐいっと手を引くと彼と共に走り出す。
まだ後ろでは何か言っていたがもう知らない。
大分走ったので止まりゆっくりと息をはき出す。


「鈴村さん、」
「ん?なん…」


彼の方を見ればにっこりと柔らかい笑みを浮かべ、ちゅっとキスされる。

「僕は…ずっと鈴村さんが好きですよ」
「っ…不意打ちやなぁ…」

赤くなった頬、だけど口元は緩んでいて…
幸せな気持ち…。


「俺も大好きやで下野…」

ずっとずっと…。





おーわり
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