E拍手シリーズ

□【ミニチュアすぎちゃん】
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【ミニチュアすぎちゃん】

INOxSUGI





朝、いつもの恋人の温もりで目が覚めた


「すぎちゃん、朝だよ?」


そう自分より大きな体を丸めて眠る最愛の人を揺すり起こそうとすると…






「すっ、すぎちゃん!?」






いつもとは違う抱き心地…












「なっ、なんで小さくなってるの!!??」















そう、訳が分からないほどに小さくなってたすぎちゃん…




多分…5歳くらい??






…………






S「うぅっ…
いの、なんですぎちぃさくなってるの?」




I「…(小さくなったせいかな?一人称まで変わってる…)」




S「これじゃぁ、れんしゅういけないょ…ギターももてないよー!!
しかもようふくもないよ!?
すぎ、どうしたらいいのぉ…!!」












小さくなったすぎちゃん…




しかも裸で泣きわめいて、いつもは冷静で艶めかしい姿とのあまりの違いに可愛いなんて思っちゃう俺って…






末期!?












I「すぎちゃん、とりあえず洋服買って来てあげるから泣かないで?
お風呂は1人で入れるよね?ちょっと待ってて!」






小さくなったすぎちゃんを心配しつつもなだめて、いつもすぎちゃんが行くショップに洋服を買いに行った


案の定、子供サイズもあったからすぎちゃんに似合いそうなのを調達して帰る


ちょっと子供服選ぶのなんて初めてで楽しいなーなんて思ったり






…………






I「うん、ぴったり♪」


S「いの、ありがとぅ
でもコレ、ようふくっていうよりいしょうみたい…」








うん、だってすぎちゃん、小さくなっても髪も顔もそのままなんだもん


だから衣装みたいなの選んでミニチュアSUGIZO的な?


早く言えばIN SILENCEの小さいすぎちゃん


それはもうコスプレみたいで可愛いんだから♪




でもとてもギターなんて弾けない体だから代わりにウクレレなんて背負わせてみたりして!


ちょっとすぎちゃん、不満そうなんだけどね


でも練習さぼるわけにいかないし、小さなすぎちゃんの手を引いてスタジオに向かった






…………






I「おはよー」

S「ぉはよ…」




R「おっはよー!ってえぇー!!」


J「えっ…誰!?ってSUGI!?」


真「おぃおぃおぃ!なんで小さくなってるの(笑)」




I「朝起きたら小さくなってた…」


S「うぅっ…」






…………






R「でも可愛い〜♪」


J「小さくなっても見た目は変わらないんだな」


真「なんかおとなしくて良くない?(笑)」




S「しんやのバカァ!!ぜんぜんよくないよ!!すぎ、すっごくなやんでるんだよ?ギターひけないし、イスにすわるのだってたいへんだし、ウクレレじゃヤダー!!
うわぁ〜〜〜ん!!」




R「あ〜ぁ、泣いちゃった(笑)」


I「なんか泣き虫なの」


J「…(かっ、可愛い!!)」


真「まぁまぁまぁ!!
すぐに戻るって(笑)」




S「ふんっ!!
いの、もうすぎ、おうちかえりたい!!こんなのヤダー!!」


I「まぁ、練習にならないしね
じゃあ帰るね!」






そう言い残して、来た時と同じようにすぎちゃんの手を引いてスタジオを後にした


車の中でもすぎちゃんはシクシク泣いてて早く元に戻してあげたいけど、これはこれで可愛いんだよなぁ…なんて思っちゃう






帰ってきてとりあえずすぎちゃんを椅子に座らせてあげた


1人じゃよじ登っては落ちての繰り返しで泣くからね






I「はい、すぎちゃんの好きな牛乳プリン」


S「わぁ!やったぁ!!プリン♪」






プリンひとつでこんなに喜ぶ小さいすぎちゃん、本当に可愛いなぁー


スプーンも持ってるって言うよりは握ってるって言うの?

時々こぼしたり、口の周りに付けたり、本当に子供みたい


ひとつひとつ苦戦してこなしていく仕草が可愛くてついつい頬が緩みっぱなし








I「すぎちゃん、一緒にお風呂入ろうか♪」


S「それはイヤッ!!」






小さくなっても恥ずかしがり屋のとこは変わらないんだね






…………






夜、疲れたのかベッドに入ったらすぎちゃんはすぐに寝ちゃって、無邪気な寝顔がすっごく可愛い…

口なんて開けちゃってスースー言ってるんだもん


だからね、オヤスミって触れるだけの口付けをして、小さなすぎちゃんを抱きしめながら眠ったんだ






…………






I「って夢を見たんだ」


J「ふ〜ん
でも小さいSUGIかぁ、見てみたいかも…」


I「ダメだよ、すぎちゃんは俺のだもん!」


J「………」



END.
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