DevilMayCry3
バージル 妹設定
「お風呂、おっ先〜。」
『おい、その格好は何だ?』
「何って、下着。」
そう、さらっと答えれば、兄は頭を抱え大きな溜め息をついた。
「何で溜め息つくのさ。」
『愚弟に続き、お前までもかと思うと頭を抱えずには居れん。』
「良いでしょ。
家の中だし、暑いんだもん。」
『嫁入り前の娘が、何と云うことだ…。
父上が知ったら……。』
「そんな大袈裟な。」
けらけらと笑って、兄の隣に行き、彼に抱き付く。
「私は何処にも行かないから良いの。」
「…この愚妹が。」
また呆れたように溜め息をつく兄だが、頬の筋肉が緩んでいたのを私は見逃さなかった。
(嬉しいならそう言えば良いのに。)
-END-
バージルに『嫁入り前の〜』って、言わせたかっただけです←