ハヤテ小説

□冷たき手と暖かき風
2ページ/5ページ

ナギ『なぁハヤテ。私達が最初に会った時のこと覚えてる?』

ハヤテ『それって…昨年のクリスマスイブの…あの日ですか?』

ナギ『それ以外に何時がある?』

ハヤテ『それもそうですね…

そう…それは誤解を招いた全ての始まりの日……

ナギ『あれから色々あったよな〜♪』

ハヤテ『そうですね…色々ありましたね…』

ナギ『あのさハヤテ…ちょっと、手を出してくれない?』
ハヤテ『手を…ですか?まぁ…いいですけど…ってお嬢様?』

そっとナギはハヤテの手を握る。

ナギ『やっぱり…暖かいな…(あの時は冷たくも感じたけどな…)』

ハヤテ『ほ…ほぇ?』

ナギ『……っ!ななな!何でもないぞ!気にするな!』

ハヤテ『は…はぁ……あ!あの!』

ナギ『ん?なんだ?』

ハヤテ『お嬢様の手…暖かいですね(笑)ビックリしちゃいましたよ♪』

ナギ『!!!!!!』

ハヤテからの言葉で、ナギの顔は真っ赤になって、言葉なんて発せられる状態ではなくなってしまった。

ハヤテの天然はまたもナギの心を撃ち抜いたのだった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ