アオちゃん's Novel
□〜ワタルとサキ。時々お客。通常編〜
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「ふぁ〜」
「あ、おはようございます、若。」
「よう。成人式で誰にも祝ってもらえなかった、ドジッ娘でメガネっ娘だけど、たいして萌えないメイドの貴嶋サキ。」
「誰に説明してるんですか?レンタルビデオショップタチバナの経営者で、伊澄さんと一緒の学校に行きたいがために咲夜さんの願書を奪い取って白皇学院に入学した、最近ちょっぴりHなことを覚え始めた思春期の、通称・若の橘ワタルくん。」
「誰に説明してる・・って、ちょっ!ばっ!!なんだその説明は!?」
「すいません、若。作者の趣味なのでお付き合いください(苦笑)」
「ったく、しょうがねぇな、この作者は。」
「こういう作品しか書けない作者ですからね〜 ホントしょうがないですよね〜」
「まあ、それはいいとして、今回はいったいどんな内容なんだろう?」
「ええ。何でも、ある方からいただいたせっかくのリクエストを放棄して、別の内容にしてほしいと頼み込んで変更してもらい、それで今回の内容になったとか。」
「まったく、さらにしょうがねぇな、この作者は。」
「ですよね〜 でもあまり言い過ぎると、作者が凹んで、書きたくない、なんて駄々こねられると困るので、いじるのはこのくらいにしましょう。」
「そうだな。そろそろ店も開店するし・・よし、今日もがんばるぞサキ!!」
「はい♪」
ウィーン
「いらっしゃ・・帰れ。」
「なー!!ちょっと!それはひどいんじゃないかなワタルくん!?」
「ひどかねーよ。だいたい、なんで朝一の客がお前なんだよ。」
「わたしが1番じゃダメなのかな!?人種差別じゃないかな!」
「安心しろ。おめーはハムスターだから人種差別にはなんねーから。」
「・・だったら動物虐待・・」
「朝からレンタルビデオショップに来るハムスターがどこにいるんだバカ。」
「ううう・・年下にバカにされてる。」
「で、なにしに来た。」
「え?ああ、そうそう、この間借りたビデオを返却しようと思って。」
「ほほ〜、まさかとは思うが、ケースだけ持ってきて、肝心の中身忘れたなんてオチじゃねーよな?」
「あっはっは。いやだなワタルく〜ん。いくら私でもそんなこと・・」パカッ
「・・・(ズーン!!)」トボトボ
「予想通りだったな。」
「予想通りでしたね。」
「ま、どうせまた来るだろ。」
「そうですね。」
−数分後−
ウィーン
「いらっしゃ・・帰れ。」
「な!!・・せっかくの客に向かって、なんだその口の聞き方は。」
「うるせーな。やれやれ、朝からバカ続きだと、どっと疲れるぜ。」フー
「なっ!!誰がバカなのだ誰が!!」
「お前と一樹の姉ちゃんだよ。」
「一樹の〜? って、お前、この三千院ナギをあいつなんかと一緒にするな!!」
「それはこっちのセリフじゃないかな!?」
「あ!バカハムスター!!」
「バカもハムスターも違ーう!!私は西沢歩!!」
「なんだ?もう戻って来たのか?」
「ええ!今度こそ大丈夫よワタルくん。はい。」
「おう。ご苦労様。」
「なんだお前。ビデオ忘れたのか?」
「うっ・・」
「はっはっは!!だから言っただろワタル。私とこいつを一緒にするなと。私はこんなバカハムスターとは違うのだよ。」
「ん?そういえば、お前もビデオ返しに来たんだっけ。」
「ああ。まあまあおもしろかったぞ。」
「それはいいとして、まさかお前も・・」
「バカかお前?さっきも言っただろ?私とこいつを一緒にするなと。そんなベタなミスを犯すのはバカハムスターぐらいだろ。」
「むむむむ〜・・」
「ふふん。見ておけバカハムスター。これが正しいビデオの返し方だぞ〜・・」パカッ
「・・・」
「・・・」
「(中身間違えてますよお嬢様ー!!)」ガーン!!
「ぷくく・・よーく勉強になったよナギちゃん・・」ピクピク
「笑うな!バカハムスター!!」
「やれやれ、五十歩百歩のバカだな。」フー
「「うるさーい!!」」
おわり
あとがき→久々の小説&おバカな内容(笑)
まずは、負け犬さん、ありがとうございます&申し訳なかったです(^_^;)
あーゆージャンルは苦手だと、最初に言うべきだったかな?
お詫びというのも何ですが、この話を楽しんでいただければいいんじゃないかな?
もちろん、他の皆さんも♪
でわでわノシ
※書いた後に気付きましたが・・これワタ×サキじゃなくな〜い?(笑)