ハヤテ小説2
□世界樹の迷宮V〜Burn My Dread!〜
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『あのさフィア、『そういうわけで』ってどういうわけなの?』
私の右腕はフィアに止めを刺されるかもしれないと半ば本気で考えだしたとき、ユウが(やっと)本題を切り出した。
フィアはユウの言葉に答えるようにゆっくりと頷いて、覚悟を決めたようにギュッと
『だから痛いってばぁ!!』
私の右腕を握り締めていた。正直死ぬかと思った。
『ご…ごめんなさい…』
今度ばかりはフィアも謝り(やっと)右腕から手を放し、自分の膝に置いた。
『えっとね……』
1人の占星術師の少女が言葉を紡ぎはじめた