ハヤテ小説

□廻る廻る夢の中で…
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ハヤテ『ヒナギクさん…ホントに大丈夫なんですか?』
ヒナ『た…たぶん…そのはず…
ハヤテ『せっかくのデートなんですから…わざわざ苦手な場所を選ばなくても…
ヒナ『ううん…今日はここじゃなくちゃダメ…』


私は高所恐怖症だ。
私が自覚しているなかでは唯一の弱点…オバケは別よ
今日はハヤテ君とのデート。
今日で2回目…
ホントは初めてのときに来たかったんだけど…
やっぱり…怖くて…
でも、今日は来れた。それに、時間も『あの時』と大体同じくらい。

ハヤテ『それじゃ…乗りましょうか
ヒナ『うん


私達は夜空に吸い込まれていくように、観覧車で少しずつ上に上がっていく。
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