ハヤテ小説

□花と風…
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ハル『明日は会長の誕生日ですね。』
ヒナ『えっ?あぁ、うん。どうしたのハル子…そんないきなり…』
ハル『いや…明日はちょっと用があって、祭りに…会長の誕生日会に出れなくて……先にお祝いの…』
ヒナ『はぁ!?また私の誕生日会、白皇でやるの!?』
ハル『えっ?花菱達が面白そうに話してたような気が……今年もヒナの誕生日は白皇でだな。とかなんとか…』
ヒナ『ったく…あの天の邪鬼め…』

今日は3月2日。
ここは白皇学院生徒会室。
私は桂ヒナギク。生徒会会長です。

ハル『まぁ…その…1日早いですが、誕生日おめでとうございます、会長。』
ヒナ『もぉ、こんなときくらいヒナでいいって(笑)』
ハル『いえ……あっ!そういえば伝言が…』
ヒナ『へ?誰から?』
ハル『愛歌さんからで、明日の夜9時、生徒会室に来てごらん♪だそうです。(目がSモードだったのは秘密…)』
ヒナ『…なんで?』
ハル『さぁ…?面白いことが起きるらしいですよ?そうそう、例えば…愛しの彼が来るかもよ?(笑)…とか言ってたような……』
ヒナ『!!!!……わかった…伝言ありがとう。』
ハル『えぇ…ではまた。』
ヒナ『うん。じゃあね。』

愛しの彼って……
愛歌さんのことだ…
きっとその『彼』にも同じことを言ってるんだろうな……



ハヤテ『えっ?夜9時って…なぜですか?瀬川さん。』
泉『ん〜?ヒナちゃんが待ってるんだって〜♪だから遅刻しちゃダメだぞハヤ太君♪』
ハヤテ『はぁ……わかりました。』


なんだか陰謀が渦巻く中…

3月3日が訪れる…
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