ごちゃごちゃ
□彼は素敵で無敵な
1ページ/1ページ
――甘楽さんが参上!しました。
《こんにちわー☆》
〔お〕
〔甘楽さん。こんにちは〕
〔三日ぶり?かな〕
《きゃあ!覚えていてくれたんですねっ、嬉しい!》
〔はは、変わりないみたいだ〕
〔いくつかのチャットルームを掛け持ちしてるんでしたっけ?〕
《そうそう!最近は私が管理してるチャットルームに行っててー》
《こっちになかなか来られませんでした、すみません…》
〔いやいや、構わないですよ〕
〔俺だって最近忙しかったし〕
〔今日はいつものメンバーもいないしね〕
《二人っきりですね!ドキドキしちゃいます》
〔ははは〕
《そうそう、私がやってるチャットの一つでですね!池袋に出没する首無しライダーが話題になってるんです》
《怖いですよねえ》
〔ああ、それなら俺も何度か見たことありますよ〕
〔なんか不思議な感じでした。〕
《そうなんですかー。さてはっ、池袋にある学校に通ってたりしますね?》
〔お、当たりです。エスパー?w〕
《フフ、あなたのことならなんでも知ってるスーパー甘楽ちゃんです!》
〔ほーう。例えば?〕
《ズバリ、来良学園に通ってますね?》
〔うお〕
〔…いや、当たりなんですけど…凄いな〕
《ふふーw》
〔っていうか、俺が学生だって言いましたっけ〕
《だーかーらっ、私はなんでも知ってるんですよう?》
〔やめてくださいよーw俺眠れなくなっちゃいます〕
《あはは、女のコですもんねーww》
〔え、〕
《えへへー》
〔冗談やだなあ。俺は男ですよ。
…甘楽さんのことも、教えて下さいよ〕
《えーっ、セクハラですか?》
《だめですよう、私には心に決めた人がっ!!》
〔すみません、はぐらかさないで下さい〕
《フフゥ、そんなに私のこと知りたいんですかー?》
《それならぁ》
《新宿の情報屋さんを尋ねてみるといいですよ!》
彼は素敵で無敵な情報屋
(さて、余興はこれくらいにしてさ)
_