ヴィルジェン・セウー

□序章
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それは彼女の一言にはじまった。
「めんどくさくなった」
その言葉に反応するのはただの住民ではない。
「ヴィルジェン・セウー。どうかしましたか?」
「そろそろ、茶番も終らせようかと思ってね」
お茶をひと啜りするとそのまま前に居た少女のような女性を見ていた。
「もう、厭きたもの。ちやほちゃするのも・・・」
「そう・・・」
その後は穏やかにお茶会は続いた。

並盛中学
目の前に黒い車二台と白い車が止まっていた。
黒い車から数名の堅気とは思えない黒尽くめの男性と女性。白い車から男性と女性一人ずつ降りてきた。
「保護を目的に確保。私たち流儀の丁重なおもてなしをしなさい」
「「「「「は!!」」」」」
そのまま校内に行くが、目の前にいる執行の少年に邪魔をされる。
「ちょっと、ヴィルジェン・セウー命令よ」
「そうです。ヴィルジェン・セウーの命令です。そこを通していただきますよ」
リーダー格の2人が漆黒の少年と対峙する。
「ここは僕が任されているんだよ。勝手はさせないよ」
漆黒の少年は自らの武器を出すが、
「残念でした。これはセウーの命令書だよ」
「これの効果を君が知らないはずはないですよね」
初年の前に一枚の紙を差し出すが・・・
「ここはそのヴィルジェン・セウーが僕に預けた土地だよ。君達の命令に従う義務はない!!」
漆黒の少年は操断言するが、
「残念だが・・・私たちはヴィルジェンの保護を目的としている!!」
「ヴィルジェン・セウーが嘆いていますから・・・僕ら流のおもてなしをさせていただきます」
宣言を交わすと同時に保護対象者が連れてこられた。
「おさわがせしてます・・・」
「・・・仕方がないね」
少年は諦めたように大人に預けることにした。そのことに対象者は顔を青くするのであった。


車に乗り込むのに対して逃げ出した保護対象に
「逃げるないでください!」
男性が銃で彼を撃った。
対象が血を吐くと同時に彼らは慌てだす。
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!なんてことを貴様してくれるんだよ!!」
対象を見ると同時に
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!死亡!!」
騒ぐ女性に周りが冷静に対処していく。
「親が僕たちに売り渡したからこういう行為ができますよ」
冷静に判断した男性がそのまま自分が乗ってきた車に入れた。
「じゃぁ、出発しますよ」
そういって彼らは車を出した。

ボンゴレたちでも対処不可能にして・・・




あとがき
はて・・・どうして、こうなった・・・




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