お詫び
↓のように書きましたが、学校の簡易検査は誤診で、市民病院で受けた精密検査によりヘッドホン難聴ではないと分かりました。
ご心配をおかけしましたことをお詫び致します。
突然恐縮ながら、管理人はヘッドホン難聴になりかけのようです。
こうなると困りますので、使用上の注意喚起の為にこのコーナーを新設させて頂くことにしました。




ヘッドホン難聴になると
・高音域から音が聞こえなくなっていきます。
・1回悪化すると基本的に治すことは出来ません。

ですから、音楽を鑑賞するのが好きな人は絶対に避けなければならない障害です。
高音域の聞こえない世界というのは、丁度アジマスの狂ったカセットデッキの音みたいな感じです。
油断して耳を酷使し続ければそうなりかねません。



要因として、大音量とか色々言われていますが、1つに「イヤホンはスピーカーより高周波が強く出て、減衰せずに直接耳に届く」ということがあるようです。
スピーカーで再生した時には聞こえないようなキツい高周波の音が耳に入ってしまう、そしてそういう音が鼓膜の振動を信号に変換する神経にダメージを与えてしまう、ということです。



以下、対策法
@音量を抑える
よく言われる注意事項です。
ここで注意しないといけないのは、主観的に「大きいと聞こえるか」ではなく、客観的数値に基づいて「大きい音量か」で音量を設定しないといけないということです。

例えば、抵抗制御の電車に乗っているときはモータの音が大きいのでつい音量を上げてしまいがちです。
しかし、「聞こえるか」に関係なく音量によって耳はダメージを受けてしまいます。

そこで、テープの録音レベルや機械の出力などにも寄りますが、「10段階中2」程度を目安に聞くと良いです。
そして、聞こえづらいからといって音量を上げるのは御法度です。



A定期的に休む
これも良くある方法です。
でも、「なかなかやめられない」っていう人も多い筈。
ここはある意味カセットの強み?です。

そんなときはまず、オートリバースは切って下さい。
お高いiPodに、散々圧縮した汚ねぇMP3を録音すれば数千時間連続再生とかもやれるようですが、テープはC60なら30分で強制的に止まります。
そうしたら、そのままひっくり返さずに暫くおとなしくしていましょう。
適当なC46テープを1本用意して、聞かずにタイマーとして再生しておくというのもいいかもしれません。



B高音域を控える
これはカセットならではの方法。
ウォークマンで聞くテープは成る可くノーマルポジを使用しましょう。
それも、出来るだけレトロなTDK-DやSONY初代BHFをお奨めします。
音は悪いですが、高音域は入らないので耳に負担のかかる音をある程度は軽減できるはずです。

逆に、高音域が専門のハイポジは避けた方が良いでしょう。
とても音が美しいので使ってしまいたいところですが、耳に悪影響を与えやすい音域を大量に収録してしまいます。
さらに、低音域が弱いので曲によっては音量を過剰に上げてしまうかもしれません。


アニヲタの世界には、「保存用、布教用、観賞用」の3点買いというものがあります。
それに習って、ウォークマン用のノーマルポジ(布教用)とオーディオルーム用のハイポジ(観賞用)を用意するのは如何でしょう?




とりあえず、耳を痛めてしまっては元も子もないので、ヘッドホン難聴には十分にご注意下さい。
そして、
家ではスピーカーで聞く
を徹底して下さい。
その方が、より音の広がりを楽しめますしねっ!!

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