原作沿い

□標的1 小さな家庭教師
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ジリリリリ………




「んっ…………朝か」



純夏は目覚ましの煩い音で目が覚めた。
今の時刻は5時30分

純夏は修業のためにこんな朝早くに起きている。

しかし、実際に修業を始められるのは6時頃。

その理由というのが………




「おい和。起きろ、修業の時間だ。」


「ん〜〜……もうちょっと。」




…………出た。和のもうちょっと。

これが始まるとこれが長いのなんの。


これが修業を早く始められない理由。




「……………ハァ、仕方ない……」




和の机の上にある写真立てを手に取り




「起きないとこの写真がどうなっても



ガバッ




和は素早く起き上がると純夏の手から奪い取り、泣きながら純夏を怒鳴っている




「純夏〜!何すんだよぉ〜〜!!」


「お前が起きないのが悪い。さっさと着替えて。」


「うぅ……分かったよぉ」


「じゃ、先行ってるからね」


「了解〜」




そう言って純夏は本堂に向かった。
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