Poetry
□Between star and distance
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天秤の秤の上で ちゃんと待っているよ
四十八万光年なんて 平気で待っていたよ
何回目の距離だろう それでも君は遠く
見えた傍から 駆け抜ける光を
見せつけられた 青い光
数億の夢を乗せて 黒い海の浮島よ
赤く染まるまで ずっと
長い距離を 歩いた
魂が引かれる 光の内部へ
落ちる 数滴の色
秤の上じゃ見えないものも
落ちて引かれて見えたよ
光をもらい 最初に見た色は
透明な愛の色 君という名の色
それも次第に 赤くなる
君と僕の色が混ざって