彼は決して、青年を丁寧に扱うわけではない。 むしろ、手足をあらぬ方向へひねり上げるような方法を好む。 手をねじ曲げるように掴んで、後ろから斜めから激しく突き上げられる。 あるいは、絹紐で縛ったまま愛で玩ぶ。 体に痕を付ける愚は冒さないが、枯れた声やおぼつかない足取りや、ふらついた腰、ぼんやりとろけた物思いの風情や赤く潤んだ眼差しを、好んで窺っている節がある。 時折、本当に死にそうなほどの羞恥と引き換えに、彼を誘わずにいられなくなる。 奇妙なことに、そういう時ほど、彼はおとなしく従う。 そして、言われるまま寝台に横たわった青白い裸体を、感歎に喉を鳴らして見つめるのだ。 それは、曹髦にとって悪くない儀式だった。 少なくとも、たぐいまれな宝物を愛でるような眼差しではあるから。 その笑みに、触れずにはいられない。 勝ち誇った微笑みですら。 |