BL小説
□綱吉の苦難☆
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温かい春の陽射しが降り注ぐ朝……
落ち着いたベージュ色のカーテンがサッっと開けられると、バルコニーからは朝日に輝く地中海がみえる
──ここはマフィアボンゴレの本部──
すーすーと寝息を立てている明るい茶色の髪の毛の持ち主、沢田綱吉は格式あるイタリアンマフィアボンゴレ十代目ボスである。
しゅるり
「………っん?」
「………ん……あ……」
「………フ」
「……な…?」
「………クフフ……」
ガバッ!!
「…………」
「ちょっとどこ触ってるんだよ骸━━━!!!」
喰らう鉄拳☆
バッコ━━━━ン!!!!
「じゅっ十代目?!」
「………綱吉?」
「おっツナ?どうした?」
ワラワラと集まってくる守護者たち……
「クフフv今日こそ綱吉君のバックをいただきますよ……」
「おいパイナップル野郎!!十代目に何しやがった?!」
「どいつもこいつも群れて……咬み殺すよ」
「おっやるか?」
今にもおっぱじめそうな守護者たちとたじろぐ綱吉。
そのてにはもうそれぞれの武器が握られている
「クフフ。ちょうどいい。僕と綱吉のラブラブランデブーにはあなたたちは必要ありません。消してあげましょう」
「なにいってるの?僕の綱吉はあげないよ。消えるのは君だよ、変態パイナップル……」
「おい。ツナ大丈夫か?」
「やまも……」
カキ────ン
「「抜け駆けは許せないよ。山本」」
ひきつる綱吉☆
「十代目っ大丈夫ですか?」
「ごくで……」
バコッ!!
ドサッ……
「「ゆるせないっていってるでしょ」」
流血ごっきゅん☆(かわいそう!!)
「雲雀さんっ骸っやめてくださいっ!!」
「ちょっと今の聞いた?ぼくの名前を先に読んだよ。やっぱり綱吉は僕のものだ。」
「何をいってるのです、僕なんて呼び捨てですよ。はぁ、聞きました?綱吉君が僕を呼ぶときのあの声……」
カチャッ
「変態もほどほどにしないと咬み殺すよ……」
「いいですね……やります?」
「二人ともっ……」
「綱吉君、今助けますからね。待ってて下さい。」
「綱吉、僕と変態どっちをとるの?」
「へっ?いきなりなんで……」
「そんなの僕に決まってますよね。綱吉君v」
「冗談も休み休みいいなよ……僕以外いないよね?綱吉。」
再びたじろぐ綱吉……(苦労人)
「二人とも……やめましょっ。建物が壊れますし……」
「そんなの関係ないよ」
カチャッ
「骸も武器構えないって雲雀さんっあっやめ──」
パ━━━━ン!!!!!
「お前らいい加減にしろ。」
「リボーン!!!」(助かった!!)
「………これ以上僕の邪魔をすると何人たりとも許せないよ……」
「ひぃっ!!」
「アルコバレーンまで邪魔をしますか。クフフ……もういいです、全員死になさい。」
「…………」
「のぞむところだよ」
「………」
「綱吉君?どうしました、下を向いて……」
「みんな自分勝手過ぎるよ!!ちょっとは静かにしろ───!!!」
死ぬ気の炎発動☆
「綱吉君っそれ一応………新型ミサイルなんですけど……」
「ワォ。さすが僕の綱吉、やるね。」
ニコッ(あっリボーン嬉しそう!!)
「みんな自重しろ───!!!」
バッコ━━━━━━ン☆
このあと、ボンゴレの本部は本当に大変なことになり、つっ君はもっと純粋な死ぬ気の炎を出せるようになりました。やったね綱吉!!!
綱吉の朝は大変です☆
おしまい♪
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