□月と太陽
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月と太陽

唄 shela


夢を見て旅人達よ
ただ光に導くままに…



淋しいなら声を聞かせて
届かないなら
詩(うた)を聴かせて
戸惑いながら
羽根を閉じて
彷徨いながら
空を見つめてる

月のように瞬く事も忘れ
静かに消え
深く映り込み欠けてく
このまま変わらずその
言葉(ことのは)に乗せて


夢を見て幾千の夜に
ただ流れる旅人達よ
例え戻れなくて…
それでもまた歩むでしょう



哀しいから頬を濡らして
伝えたいから
声を枯らして
鬱向きながら影を捜して
躓きながら
空を見上げてる

永遠とか真実だけを求め
水面に揺れ漂う
方舟(はこぶね)眺めて
ここから歩いてく
その足跡辿って


あてもなく
名の在るもとへと
ただ光に導くままに…
いつか残したくて
これからまた歩むでしょう


一人…佇む…輝きさえ
失くしたとしても…


いつの日か旅人達よ
今光に包まれて
楽園(ここ)に残したくて それでも繋いでく意味を


夢を見て幾千の夜に…
傷ついた羽根広げて
例え戻れなくて…
終曲へと歩む事でしょう
 

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