12/05の日記

19:30
KENTUCKY RAIN(ラビ悲恋
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今日も、雨か












静まり返った部屋で

一人、呟くと 



なんだか
な み だ が 
で て き た 







ポロポロと 
終わりを知らぬと 
言わぬばかりに  









時は経つのは早いと思うけれど 


実際には長くて 
とても長くて 


全てが終わったその瞬間に

虚しさだけが 




胸の奥に渦巻くんだ 












『ラビ』



見上げると、愛しい彼女 


『そんなとこいたら、風邪引くよ』




小さな、小さな掌が、
俺の手を握る 





とても暖かくて 
とても優しいこの手








全てが終われば、
俺には何もかもが必要なくなる 




この掌さえも 








だから、どうか今だけは 






この戦争が続く間だけは、












神様、この繋いだ手を、




どうか、離さないで下さい














運命ほど、卑劣な物はない(BYE-BYE、KENTUCKY RAIN)

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