11/30の日記
02:41
DOMINO(ノアレン/悲恋
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「僕は醜い人間だ…」
『ううん、アレンは醜くなんかない』
そっとアレンに寄り添う。
「…やめて、下さい」
アレンは私の背中に触れる
浅黒い、『ノア』の皮膚で
「…離れないと、僕は君を殺さなくちゃならなくなる」
『殺せばいい。私を殺すことがアレンの運命だったら、アレンに殺される事が私の運命だから。』
神とは、非常に酷いものだ
何故貴方は僕を愛した、?
僕はソレを望んでいなかったのに
僕が望むものは、唯一つ
彼女の、愛だけだ。
辺りに乾いた音が響いた
手に生暖かい感覚と、
彼女の温もりだけが残った、。
君は真っ赤に染まって――
何時ものような、美しい寝顔で…
『…愛してる』
もう一度、彼女をきつくだきしめる。
そしてもう二度と開くことはない瞼と唇にキスを落とした
神と悪魔に愛された少年の末路
(待っていてください)
(待ってる。何時までも、永久の時さえも)
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