11/23の日記

08:22
GOOD BYE,xxx(クロス悲恋
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「なんでそんな顔すんだ」






そんなん決まってんじゃん
あんたが好きだからだよ











GOOD BYE,xxx











「コムイに言うなよ」

「言いませんよ」

「なんだ、その顔」

「何時もと変わりません」

「泣きそう??」

「全然」











ははは、と笑う声は

パパより低い、

テノールで











「俺がいない間も、鍛練を怠るなよ」

そしてニッ、と笑って大きな手が、がしがし私の頭を撫でた。

「…やっぱ泣きそうなんで早く行ってください」

「もう泣いてんだろ」



今度は慰めるように優しく撫でてくる。


「…ぅ…っ」

「泣くな、馬鹿弟子」

「じゃあ、行かないで下さい、馬鹿師匠…」







師匠は私を抱き寄せる
煙草と香水の香りが私を包む












「馬鹿は余計だ」

「…キスして下さい」


















あぁ、これが最後のキスだ





















last Kissは煙草の味
(囁いて、パパより低い
テノールで)

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